2012年5月16日 (水)

我々日本人は、原子力エネルギーを拒否すべきだった

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5月14日(月)大久野島と広島市で、二人の語り部さんの話を聴いた。

<大久野島毒ガス講話>
大久野島は、第二次世界大戦の時、国際条約で禁止されていた毒ガスを密かに製造していた島。
毒ガスと原爆には共通点がある。
1)無差別に人を傷つけたり殺したりすること
2)自然にまで影響を及ぼすこと
日本は、戦時下において使ってはいけない毒ガスを密かに作り、その事実を隠蔽した。
隠蔽のために中国で地中に埋められたボンベが、9年前に工事現場で掘り起こされ多くの被害が出た。戦争はまだ終わっていない。

<広島被爆者体験講話>
街全体が焼け野原。人間の焼け焦げる臭いと腐臭。たくさんの魂が漂った。
音速の数倍とも言われる爆風と衝撃波。どんなだったろう?

原爆孤児。障害をもって生まれた赤ちゃん。
せっかく生き残ったにも関わらずケロイドにただれた顔をはかなんで自殺した女性。
無事であった者へのやっかみ、中傷や差別。
残酷な運命、悲劇としかいいようがない現実。

大久野島では、毒ガスを作っていたという事実を日本は隠した。
原爆被害では、放射能による障害をアメリカ軍は隠した。
今、福島原発による様々な影響や被害の予測を誰も隠していないと言い切れるだろうか。

「私たちは、戦争のない世界をつくることができるのだろうか。」
「平和の原点は、人間の心と心のふれあいです。」

心に響く話だった。

改めて、村上春樹の言葉を思い出す。
「我々日本人は原子力エネルギーを拒否すべきだった。」
そのとおりだという思いは、確信に変わりつつある。

2011年9月12日 (月)

根拠のない自信は大切

女をだまし続けた男たちの言葉から
女たちも納得の一言・・・

TVで言ってた・・・

2011年8月22日 (月)

〜私たちは、何度も何度も同じ過ちを繰り返す〜

NHKで8月15日に放映された「“9.11テロ”に立ち向かった日本人」の中での渡辺謙の言葉。

自分のしたことや周囲で起こったことを元に「こういうことに気をつけなければならない」ということを学んだにも関わらず、時間が過ぎると、そのことを忘れてしまっている。あるいは、とっさの時にそんなことなどどこか遠くに吹っ飛んでしまっている。そんなことを何度も何度も感じたことがある。

世界中で、同じようなことが、姿を変え、時を変え、出現する。

〜私たちも時に歴史の教訓を忘れてしまう〜

忘れないために何ができるのだろう・・・

2010年9月12日 (日)

より小さな一歩でしか遠くまで行けない…

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例えば、ここに210ページの本があるとする。
1日で665ページの本を一気に読んだこともあるが、そんなことは長続きしない。いつでも出来るわけではない。
しかし、210ページを一気に読めないとしても、ちょっとずつであれば読み進めることが出来る。
1日10ページずつ読むとするならば、3週間で読み終える。
もしそれが、7つの短編から成り立っていれば、1日1編ずつ読み終えることが出来るかもしれない。そうであれば、1週間で読み終える。
1日に1ページずつ読むとするならば、210日で読み終えることができる。
1日に課すノルマが増えれば増えるほど負担感が増し、(今日はちょっと…)という日が増える確率が高まるかもしれない。0はいくら積み重ねても0にしかすぎない。1であればごくわずかずつではあるが前に進むことが出来る。

そんな名言は米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手によるもの。確か一昨年聞いた話だったように思うが既に定かではない。
10日(日本時間11日)、アナハイムで行われたエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発出場したイチローは、6打数1安打で打率を・313とした。10年連続年間200安打へ残り21試合で16本。試合がある日は必ずカレーを食べ、毎打席、同じことをし、同じ気持ちで臨むという話も聞いた。


2010年8月10日 (火)

無知の知

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しかし、問題は自分で気づけなかったことを人から教えられたときに
自分がどう対応できるか?というところにも潜んでいる。

自分で気づきたいと思うあまり、あるいは自分で気づけるはずと過信するあまり人からの指摘を冷静に受け止められないことも多い。

冷静に受け止められないだけでなく逆上してしまう人が
先生と呼ばれる職業の人に多いと思っていたりもする。

知らない自分。気づけない自分。
そこにどう向き合えるか。どう気づけるか・・・

それもまた大切だと思う。のだが・・・


2010年8月 9日 (月)

ヒント

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そうと教えられなくても、自分が気づくことができる情報は目の前に転がっている。
問題は、それに自分自身で気づくことができるかどうか・・・

ヒントは目の前に転がっている。

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