トガニ
「トガニ」という韓国映画を観た。某生命保険のうら若きリーブスさんから教えてもらった。というよりDVDをいただいた。ムジンという街の聾学校で起こった実話に基づいた作品と聞いた。(確か)おそろしくいい映画だった。おそろしく恐ろしい映画だったと言った方がいいだろうか?しかし、それは暴力的な怖さということではなく人間の奥底に潜む恐ろしさだった。第三者である限り私は、主人公と同じ側に立つことができるが、自分が当事者になった時、私はそれと同じ側にいることができるのだろうか?心の中に潜む恐怖は、常に形を変えて私たちの前に出現する。その恐怖に私は、私独りの力で、気づき考え正しい判断をし、正しい行動をとることができるのだろうか?ずどーんと重たい問いを突きつけられた、そんな映画だった。
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コメント
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見てみたいわ。
投稿: マダムよう | 2014年1月15日 (水) 08時50分
マダム様:ぜひぜひ!
投稿: はお | 2014年1月16日 (木) 01時49分
昨夜、見ました。
ほんと、怖い映画でした。
嫌な映画でした。
でも、この映画の上映から、世論が起きて、「トガニ法」という障害者への暴行に対する法律ができたと言うので、この嫌な感じも意味があったんだなあと思いました。
映画を紹介してくださってありがとうございました。
投稿: マダムよう | 2014年3月10日 (月) 09時36分
マダム様:ほんとに、嫌な映画でした。それも実話に基づいているとは!「トガニ法」のことは知りませんでした。映画によって世論が動いたんですね。ちょっと救われる気がします。
投稿: はお | 2014年3月12日 (水) 04時18分