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2012年9月12日 (水)

「太陽の坐る場所」

辻村深月著「太陽の坐る場所」(文春文庫)読了

直木賞受賞の作家ということで購入。
若い人のように感じられたので、そのギャップがどこまで作品に影響を与えるかも確認したかった。

正直なところ、うろたえ、驚いた。受賞作品も含め、他の作品を読んでみたいと思う。
宮下奈都の解説が秀逸で的を得ていて、私が言葉にできていなかったことや憶測だけで思っていたことを見事に言葉にしてくれた。

しかし、私は宮下奈都を知らないのだが。

「同じ教室の中で過ごしていても、見ている景色はまるで違う。島津には島津の物語が、彼女たちには彼女たちの物語がある。」(P208)
宮下奈都の解説でも取り上げられた。私の知っている景色は、実際の景色の何分の一でしかない・・・

他の本も読んでみたいと思う。

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