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2012年6月17日 (日)

容疑者χの献身 読了

東野圭吾著「容疑者χの献身」(文春文庫)読了
大きな虚無感に包まれるエンディングだった。悲しすぎる。

先日の通り魔殺人事件を思い出した。
刑務所から出て来たばかりの犯人が、保護施設にいられず、包丁を買い求め、
自分では死にきれず、誰かを殺したら死刑になるだろうと人を殺した事件。

理由があれば人を殺していいことにはならないが、理由もなく殺された人々やその周囲の人々の無念を思うと胸が張り裂けそうになる。

ガリレオシリーズは、福山雅治の姿を思い浮かべながら読んでいるのだが、
今回は、謎解きをやめてあげて欲しいという思いが私の中の一方にあった。

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