1Q84 BOOK3<10月ー12月>後編 読了
村上春樹著「1Q84 BOOK3<10月ー12月>後編」(新潮文庫) 読了
淡々と物語は紡がれ、淡々と終わった。私的小説といった感残る。
私的小説の本当の意味も知らないのだが。
BOOK1では、ミレニアムに似ていると思ったが、話が進むにつれて、その感は薄らいだ。
ミレニアムは、社会的な問題を背景に話が加速度的に拡がり、そして収束していく。
それに対して、1Q84は、社会的な問題を背景に一端は展開するのだが、
最後は、余韻が残るとまでも言えず、でも、なんとなく物語はまだまだ続くよといった感もあり。
予約注文していたこの文庫本の発売が遅れたのは、一体どういう理由によるものだったのか、なんとなく気になり、詮索したい気持ちがうずうずしている。
なんだったのだろう???
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