« 停電 | トップページ | ニュース »

2012年6月14日 (木)

1Q84 BOOK3<10月ー12月>後編 読了

村上春樹著「1Q84 BOOK3<10月ー12月>後編」(新潮文庫) 読了
淡々と物語は紡がれ、淡々と終わった。私的小説といった感残る。
私的小説の本当の意味も知らないのだが。

BOOK1では、ミレニアムに似ていると思ったが、話が進むにつれて、その感は薄らいだ。
ミレニアムは、社会的な問題を背景に話が加速度的に拡がり、そして収束していく。
それに対して、1Q84は、社会的な問題を背景に一端は展開するのだが、

最後は、余韻が残るとまでも言えず、でも、なんとなく物語はまだまだ続くよといった感もあり。

予約注文していたこの文庫本の発売が遅れたのは、一体どういう理由によるものだったのか、なんとなく気になり、詮索したい気持ちがうずうずしている。
なんだったのだろう???

« 停電 | トップページ | ニュース »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1Q84 BOOK3<10月ー12月>後編 読了:

« 停電 | トップページ | ニュース »

フォト
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

無料ブログはココログ