ミレニアム3
「ミレニアム3眠れる女と狂卓の騎士」スティーグ・ラーソン著 ヘレンハルメ美穂 岩澤雅利訳(ハヤカワ文庫)下巻読了
またまた下巻に入る頃から怒濤の展開。
裁判でサランデルの失われた過去が一つ一つ解明され取り戻されていく・・・
裁判以降が少し退屈だったが、ニーダーマンは?という疑問も晴れた。
作者が生きていたら実現したであろう「4」もぜひ読みたいと切実に思った。
晴れたと書いたが、読み終えた時、肩で息をするくらいどっしりと重たかった。
映画の「es」を見終えた時の感じに似ていたかもしれない。
まさに、小説の中に自分も入りこんで、リスベット・サランデルやミカエル・ブルムクヴィストと一緒に事件を追い、調べ、解決しようと努力した。
それにしても、あまりに多くのことが描かれ、述べられていた。
フィクションとノンフィクションの境界はどこなのだろう?
知らないことが多すぎるな・・・
コメント
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読了、おめでとうございます。
ニーターマンの件も解決しましたね。
しばらく余韻に浸るでしょう?
それにしても、いまさらながらですが、作者の急死は惜しまれるね。
次の巻では、リスベットの双子の妹とのトラブルだったんじゃないかなあ?
返す返すも残念です。
投稿: マダムよう | 2012年4月23日 (月) 08時38分
マダム様:本当に作者の急死が惜しまれます。私的には、次の巻、双子の妹との和解を漠然と想像していました・・・??
投稿: はお | 2012年4月23日 (月) 22時18分