CHANGELING
クリントイーストウッド監督の映画のDVDを2本立て続けに見た。
2本目に見たのがこの、チェンジリング!!素晴らしい映画だった。
国家や公の力によって守られるはずの市民、その中でも弱い立場である女性たちが、守られないばかりでなく、嘘つき呼ばわりされたり、精神障害者として扱われた現実。実話に基づくストーリーだった。
真実を話しても信じてもらえない人と、嘘をついて真実を隠そうとする人。隠せ仰せる人。真実を語れば語る程、自らを貶めてしまう人とケース。
問題は、そのこと自体にあるのではなく、そこに関わる人々の利害関係によって成り立っていくということなのかもしれない。
一体、この世で何を信じて、何を疑うべきなのか?ということなのかもしれない。
全てのことを信じたいし、全てを疑いたくなることもある・・・
おまけでついていたメイキングビデオというか、関係者の談話を集めた映像が、これまたよかった。クリントイーストウッドの監督ぶりを絶賛する内容ともいえるものだったが、なんだか感動した。
散歩が、頭の活性化や心のリフレッシュにいいのだと、最近読んだ本に書いてあったので、30分程散歩したのだが、却って気が滅入ったくらいで、あまりいいものとはならなかった。よほど気が滅入っているのか?私には散歩より家でぐだぐだしている方がいいのか?
包丁を研いで、マラソンを見ながら居眠りして、コンピュータがかけていますという電話に起こされ、マラソンの残りを見届けた。
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