ロード・トゥー・パーティション
小学校高学年の頃、冬休みの楽しみは、チャーリーブラウンとNHK海外ドラマシリーズだった。チャーリーブラウンは別格として、海外ドラマシリーズの方は、英国BBC放送(ショルダーバックからいつもリンゴを取り出してかじる少年が出てくる少年探偵団の話が確かあった)やアメリカのTVドラマを3日間連続とか土日毎とかでやってた筈。その頃見た中で、その詳細はもう思い出せないのだが、なぜだか郷愁を誘う番組があった。Rollingのブログでクリスマスソングを聴いて久しぶりに思い出した。
物語の冒頭はもみの木と雪。クリスマスを思わせる場面からだったと思う。ある作家が少年の頃を回想する語りから始まり、ダンスとか宴席のような楽しい場面が続き、なぜだかマフィアの抗争の場面となる。その物語が何だったかが思い出せなくて、ずっと気になっていた。
「ロード・トゥー・パーティション」をどのようにしてどうやって観に行ったのかは、もう記憶の彼方なのだが、確かに劇場で観た。トム・ハンクスのグリーンマイルとの関連だっただろうか?そう思って観に行った訳ではないのだが、この映画が昔観た記憶にあるTVドラマとなぜかオーバーラップした。冒頭の場面、楽しい日々。そして抗争。父親の死。DVDを購入し改めて観た。父と子の物語だった。
期せずして、中学校の時の2人の同級生と親族にあたる人の父が逝った。葬儀から帰ったらDVDが届いていた。葬儀で垣間みた父と子の姿を思い出しながら観た。人の死は避けられない。いつかは誰しも死と向かい合う。でも、それは1日でも先延ばしできればできるほどありがたい。
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