あたたかな陽ざし

陽ざしが暖かくなってきた。気がつけばもう３月も終わり。４月がすぐそこまで来ている。
月の変わりに違いはないのに、４月になる瞬間にいろいろなことが劇的に変わるような気がしてしまうのはなぜだろう。
それにしても、陽ざしが暖かだ。そんな陽ざしを見ながら「北風と太陽」を思い出す。ある旅人を見て、北風と太陽がカケをする。（そこら辺のニュアンスは微妙？？？）あの旅人のコートをどちらが脱がせられるかと。まず、北風がびゅーびゅー強い風を吹きかける。でも、北風が強い風を吹きつければ吹きつけるほど、旅人はますます襟元を強く引き締め、コートをとばされまいとする。あきらめた北風に代わって登場したお日様。ぽかぽか照りつけるとあらどうでしょう！！旅人はさっさとコートを脱いでしまったと。確か、英語の教科書にのっていた話。
人の気持ちを動かすのは、命令とか恐怖心ではないと考えさせられる。ほめてのばせ。とも言われる。大上段にそういわれるとそれだけではなかろうと言いたくもなるのがあまのじゃくなのだが。その人のことを思いやる暖かな気持ちによって人の気持ちは動くのだろうと思っていたりもする。そんなお日さまさんに憧れる自分は、きっと北風にもなれない・・・なんだろう？